前孝尚税理士事務所

私たち税理士は、中小企業のホームドクターとして、様々な問題に真摯に取り組まねばなりません。

現在日本の中小企業は、長期に亘るデフレ、グローバル化、急激な円高、高齢化や人口減少といった過去にない厳しい経済環境におかれています。私たち税理士は、中小企業のホームドクターとして、こうした問題に真摯に取り組まねばなりません。
特効薬の無いこれらの諸問題に対して、一つヒントがあるとすれば、それは知の巨人であるピーター・ドラッカー博士の言葉ではないかと思います。ドラッカー博士はその著書で「成果とは機会を開拓すること」と述べています。
私は中小企業にとっての成果とは「連携」が一つの鍵になると考えております。これは、連携による新製品の開発、技術・技能の承継など、単独の企業では為し得ないことが実現する「機会」が生まれるためです。日本の中小企業は優秀ですから、一つ一つの「機会」を丁寧に紡ぐことで、現在の困難な状況を乗り切る道が生まれると確信しています。
当事務所では、こうした「機会」を提供し、さらにそれをビジネスに発展させることに真剣に取り組んでおります。
これからもクライアント企業の経営者の方々、他士業の方々と共に、中小企業を守り、育て、次代に残していくことを目指してまいりますので、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

前孝尚税理士事務所　所長　前 孝尚